作用‐反作用力エネルギー伝達の効率不全が、疼痛・拘縮・変形の原因となる。そのため、運動連鎖関節のうち、運動エネルギーの起点と終点にあたる脊柱Buffering Functionの機能状態を定量評価し、Spine Dynamics療法により改善させる。これは姿勢制御機構の正常化(重力ストレスによる身体応答正常化)につながる。
正常な脊柱Buffering Functionを破綻させる要因には、心身に生じるストレスが大きく関与する。
食のタイミングと質による内臓機能へのストレスが持続すると、内臓が有するサーカディアンリズム(自律神経日内変動リズム)が影響を受け、内臓‐体性反射による下位胸椎支配域の筋緊張亢進が起こる。矢状面脊柱アライメントでは下位胸椎FLAT化として観察できる。
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